支部レポート |
旭 川 支 部 原 一 浩 参段 |
2014年9月14日 食べマルシェ演武会 旭川・旭川駅前広場 |
平成26年9月14日14時から「北の恵み 食べマルシェ2014」の旭川駅前広場で演武会を行いました。 パフォーマンス・ミックス部門に6月に応募し、8月に参加が認められました。 北海道大会の翌週で連休なので参加者が少ないのではないかと思われましたが、紋別と網走から応援に駆けつけて頂き、33名になりました。 当日は帯広でも演武会が行われており、高橋師範には来て頂けませんでしたが、札幌から市川師範代が来てくださり、挨拶と演武をして頂きました。 食べマルシェの中日で天候にも恵まれた事から回りには多くの人垣が出来ました。 8月に参加が認められた時から素案を作り、メンバーが分かった段階で細かな段取りを決めて行きます。 自分は道場内の演武や試割りであれば、挑戦する事も大事だと思いますが、演武会として披露する以上、第三者の目を意識した構成にしなければならないと考えています。 型や試割りの準備に時間が掛かり、進行がダラダラしないように前もって台本を渡し、リハーサルも行いました(当日、急遽参加出来なくなった方がいたので、直前で構成を一部変更しました。)。持ち手も全て予め決めておきました。 その成果もあり、進行は順調に進み、持ち時間1時間に対して10分ほど余ってしまいました。 一般の道場生の方々のご協力の賜です。 次回はもう少し内容を増やしても良さそうです。 企画会社の方からは、まだ何かやっても良いですと言われましたが、氷割りの後だと、難しかったです。 手前味噌になりますが、前後のパフォーマンスと比べても歓声が大きく、迫力があったと言う声を聞く事が出来ました。 また、構成も飽きる事なく見られて良かったと言う感想も頂きました。 内容を記します。 整列、挨拶の後に基本稽古(抜粋)、白帯の型太極その1(旭川支部では白帯の参加者がいなかったので網走の小坂智樹が一人で行いました。 可愛い動きに食べ物の行列から移動して来る人もありました。)、橙帯の型は足技太極その1、青帯の型、平安その1まで行った所で試割りにしました。 板1枚手刀を4組、板2枚前蹴りと板1枚正拳、前蹴りの前に板1枚回し蹴りを予定していたのですが、進行を間違えてしまい、緑帯の試割りの後に行いました。 子供たち全員が割る事が出来ました。 花乃や謙太の回し蹴りが最初失敗しましたが、再度挑戦し見事に割る事が出来ました。 再び、型に戻り、青帯と黄帯で突きの型と試割り、板2枚後ろ蹴りと板1枚前蹴りと二段蹴りを行いました。 緑帯は合わせ最破を拓海と晴香で行い、試割りは二方割りとしました。ここで組手を入れて、雰囲気を変えました。 組手も子供から大人、黒帯と変えて、可愛さから迫力ある物にして行きました。 谷口初段と浜岡初段の組手は多彩な技が出て、会場からも歓声や「すごい」「達人だ」みたいな声が出ていました。 後半戦に入り、茶帯と黒帯の演武となります。 茶帯の撃砕大に続いて、児玉さんの四方割り(実際には頭突きを追加し5方)、64歳とは思えない迫力ある魅せる演武を行いました。 その後、瓦4枚ずつを肘、正拳、手刀で割りました。 予算の関係上、瓦が12枚しかなかったので、4枚ずつにし、試割り(4割り)なので4枚にしましたと、ギャグを入れて笑いを取ろうと思いましたが、不発に終わりました(市川師範代の娘さんが後から、面白かったですよと慰めてくれました。)。 試割りは上手く行きました。 いよいよ黒帯です。 山田初段が三戦の角材折り、安藤初段が角材を持ちました。 きっと今回は上手く叩いたと思います。 残りの初段が撃砕小を行い、バット折りを行いました。 下段回し蹴り、肘、手刀、最後に上段回し蹴りです。綺麗に決まり、さすが黒帯という感じになりました。 伊藤先生が征遠鎮、続いて市川師範代が十八を行い、そのまま試割りを行いました。 板4枚を正拳で割り、垂木を下段回し蹴りで折りました。 板は見事に割れましたが、垂木は3度蹴りました。 リアルティーのある試割りに会場からは「痛そう」とか悲鳴に似たような声があったのですが、折れると歓声に変わりました。 最後に氷割りです。 準備に時間が掛かると思いましたので、音楽を流し、極真空手の解説を入れて、間延び感を出さないようにしました。 今回は、始まるときと最後にも音楽を流し、メリハリを付けました。 氷は下段回し蹴り1枚、肘2枚、手刀4枚です。 自分が行った手刀4枚が割れませんでした。 まだまだ修行が足りません。 氷割りは観客の目の前で行いましたから、相当な迫力だったと思います。 ラストで締めて全ての演目を終了しました。 演目については、演武が始まった時に配布しました。それを見て、入門希望者がいてくれたら良いのですが・・・。 高橋師範、石川先生が不在の中、演武以外の緊張がありましたが、市川師範代や伊藤先生が来て下さり、また網走と紋別の道場生も応援に駆けつけて頂いて本当に助かりました。 最後に旭川支部の一般の道場生には段取り等で率先して動いて下さり、多くの観客の前でスムーズに進行する事が出来ました、この場をお借りして感謝致します。 来年も機会があれば演武会を行っていきたいと考えております。 今回よりも良い演武会になるように、更なるみなさまのご協力をお願い致します。 |
押忍 |